事例
Case
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創業当時より「ご利用者様の真のQOL向上にむけての支援を行う」という使命のもと、地域の患者支援に取り組み、現在は訪問看護、通所介護、就労支援の3つの事業を石川県金沢市、愛知県名古屋市、東京都豊島区にて展開している金沢QOL支援センター。
障がいを持った方や介護が必要な高齢者、病気を患った方など、どんな方も支えられる側ではなく、支える側にまわり、働き稼ぐことによって地域に貢献し、自立していく。そういった社会が当たり前になるよう、現在新規事業の開発も行なっています。
各拠点の管理職採用を強化する目的で、2020年3月から3ヶ月間Arrowを導入いただきました。今回、採用に至った吉田様と人事の北村様、松岡様にこれまでの採用業務とその課題、導入後の効果、今後の展望についてお話を聞きました。
ーーそれまではどのような採用をされていたのでしょうか?
「採用は結婚と同じ。会社にとって大事なこと」
北村様:
弊社の理念にもあるように、人材、仲間は非常に重要な位置付けとして捉えられています。採用は結婚と同義の意識のもと、会社の理念に共感いただけているか、候補者としても当社に活躍の場があると確信いただけるかどうかを、両者でしっかりと合意が取れた段階で採用するようにしています。松岡様:
前提として医療、介護業界は、人の出入りが他業界に比べても多い業界であることは影響しているかと思います。当社の理念の腹落ちなしで、ご入社いただいたとしても残念ながらマッチせず、退職に至ってしまうケースもあります。
そのため、応募時点の早い段階で職場体験をしていただいたり、ご入社後も社長から創業時の想いを伝える理念研修を実施するなど、理念の理解を深めていただくことには丁寧に時間を割いていました。ーー年間ではどのぐらいの人数を採用されているのでしょうか?
北村様:
まさに今弊社は、第二創業期に差し掛かっており、ほぼ全てのポジションを増員しています。石川、東京、名古屋を含め、年間70ポジションの募集です。毎月50〜60件ぐらいの問い合わせがありますね。ーーそれを何名体制で行なっていたのですか?
松岡様:
創業から2019年の年末あたりまでは、ほぼ社長1人で全国を駆け回りながら採用をしていました。ただ北村からもあった通り、新しい事業所の開設や新規事業開発など、採用ニーズが膨れ上がり、社長のみでは限界に達しました。そこで北村に兼任という形で採用業務に関わってもらいました。北村様:
私自身、実は経理の人間のため、採用業務はこの会社に初めての経験でした。社長とも随時連携はしてはいましたが、当初はわからないことも多く、手探りの状況ではありました。対応が遅れ、応募から選考に進む候補者の離脱が起きてしまうなど、手が回りきらないこともしばしばありました。ーーそれは相当大変でしたね。そういったタイミングにArrowをご導入いただきました。Arrowには何を期待されていましたか?
「より採用を加速させていくためのパートナーを探していた」
北村様:
それまでは専門職の採用を中心に行なっていましたが、直近で管理職ポジションと人事責任者の採用も始めていました。そのため、私の知っている従来通りのやり方だけでは通用しないと感じ、応募を待つ受け身の採用手法だけではなく、自ら候補者にアプローチをかけていく、攻めの採用にも着手する必要があると感じていました。松岡様:
北村1人ではどうしても工数が足りない部分がありましたので、Arrowには、ダイレクトリクルーティングを当社に導入いただくこと、より早く効率よく、管理職と人事ポジションの母集団を作ること。もっと言えば一緒に採用を加速させていくパートナーとなっていただくことを期待していました。ーー導入いただいたことにより、どのような効果がありましたでしょうか?
「会社の中にダイレクト・リクルーティングという新しい風穴を開けてくれた」
北村様:
やはりたくさんの候補者、また自分ではアプローチできなかった候補者を連れてきていただけたことは、非常に良かったです。チームで採用業務を行うのは初めてだったため、いい意味で刺激を受け、私も負けていられないとモチベーションが上がりました。また、社内の面接官との日程調整のやり方や情報の共有方法など、自分だけでは気付けなかったより効率的なオペレーションも学ぶことができました。松岡様:
短期間に2名の採用が決まったことは何よりもありがたい成果でした。
また中途採用だけでなく、会社としてまた着手していなかった新卒採用についてもご提案いただき、学生の候補者も同時に増やすことができました。まさに風穴が空いたように、会社として着手できていなかったダイレクトリクルーティングを実行いただきました。
ーー実際に応募者として選考を受けられた身として、どんな感想をお持ちになりましたでしょうか?
吉田様:
長年人事をやっていた経験からしても、求人の見せ方はWantedlyに合ったいいものだと思いましたし、スカウト文面もかなり練られたものだと感じました。また、自分にとっては異業界で、スカウトをいただかないと見つけられなかった案件です。結果的に巡り逢うことができ良かったなと思っています。実際に担当者との面談も、文面から感じたイメージや業務内容にはズレはなく、むしろ会ってからも好印象を持つことができましたので、スカウト文面はよくヒアリングを重ねた上で作られた文面だったと振り返ると感じますね。
ーー今後の採用の展望をお聞かせください。
吉田様:
今回獲得できた求人の見せ方やスカウト文面の訴求方法といったダイレクトリクルーティングのノウハウを継続して活用していきたいと思っています。また、私自身が体験した選考を当社のブランドとして継承し、今後の候補者にもそれを体感してもらえる努力をしていきたいですね。ーー最後に、Arrowはどういった企業におすすめできると思いますか?
北村様:
地方の企業と相性がとても良いと思います。まだまだ地方には、ダイレクトリクルーティングを実践したことがない中小企業はたくさんいますし、その取っ掛かりとしても非常にいいと思います。ーーお忙しい中、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!
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